オントロジーの再利用は知識表現におけるオントロジーの価値として重要である．しかしながら，再利用についてはオントロジーコミュニティにおいて，まだ十分に考えられていない．一つの理由は再利用の形式的定義が欠けている事である．何が再利用を形作り，何ではないのかということが明らかに理解されていない状態で，再利用可能なオントロジー設計を支援することや試みることはできない．この研究では，私たちは再利用と再利用性という概念の形式的定義を提供することで，この状況を改善することを目指す．それらの概念の明確な理解を提供することによって，結果として得られた定義は部分的に，再利用の運用を特徴づけている．その特徴は，どのように与えられたオントロジーがいくつかの要求仕様を満たして再利用されるべきかを決定することに利用される．これは，再利用タスクの方向性を示すだけではなく，前に，オントロジーを再利用できるかどうかの含意(implication)を評価することにも使える．この原稿で示される解決策は現状の再利用の問題をよりよくする大きなステップとなるでしょう．
2018.02.19
@inproceedings{DBLP:conf/fois/KatsumiG16,
author = {Megan Katsumi and
Michael Gr{\"{u}}ninger},
editor = {Roberta Ferrario and
Werner Kuhn},
title = {What Is Ontology Reuse?},
booktitle = {Formal Ontology in Information Systems - Proceedings of the 9th International
Conference, {FOIS} 2016, Annecy, France, July 6-9, 2016},
series = {Frontiers in Artificial Intelligence and Applications},
volume = {283},
pages = {9--22},
publisher = {{IOS} Press},
year = {2016},
url = {https://doi.org/10.3233/978-1-61499-660-6-9},
doi = {10.3233/978-1-61499-660-6-9},
timestamp = {Tue, 09 Feb 2021 08:32:32 +0100},
biburl = {https://dblp.org/rec/conf/fois/KatsumiG16.bib},
bibsource = {dblp computer science bibliography, https://dblp.org}
}