ACM CCSを使った文献検索

概要

本作品は,ISARC bibtexRDF with ACM CCSを参考に,ACM Computing Classification System (ACM CCS)と紐づけ済みのbibtexRDFに対して,ACM CCSを検索キーとして文献検索をするためのシステムです.

ISARC bibtexRDF with ACM CCSの利用方法の一例として作成しました.ACM CCSのタクソノミーから検索語を選択し,その検索語と類似度の高いキーワードがついている文献を検索結果のリストに表示します.

International Semantic Web ConferenceやEXTENDED SEMANTIC WEB CONFERENCEの文献データを作って,遊んでみてください.

必要なもの

フロントエンド

  • node v16.13.1
  • package.jsonに書かれているパッケージたち

バックエンド

  • python 3.8
  • requirements.txtに書かれているパッケージたち
  • acm ccsのrdfファイル(backend/utilsに配置されている)

セットアップ

wget https://github.com/s246wv/search4papers-from-bibtexRDF/archive/refs/tags/20220922-2.zip
unzip 20220922.zip
cd search4papers-from-bibtexRDF-20220922

フロントエンド

cd frontend/app
npm install

バックエンド

cd backend
python -m venv venv
source venv/bin/activate
pip install pip -U
pip install -r requirements.txt

起動方法

それぞれ別のターミナルで動かしてください. ### フロントエンド

cd frontend/app
npm run start

初期設定では,ウェブブラウザでlocalhost:3000にアクセスするとページが開きます.

バックエンド

cd backend
source venv/bin/activate
python server.py

初期設定では,localhost:5000でWeb APIが動きます.

使い方

こちらを参考に,ACM CCSと紐づけ済みのbibtexRDFファイルを作成し,指定してください.例:https://raw.githubusercontent.com/s246wv/ISARC-bibtex-rdf/main/isarc/2022/isarc2022withACMCSS.bib.ttl入力したらLoadボタンを押してください.
server.pyが適切に動いていれば,SelectorをクリックするとACM CCSのタクソノミーが表示されます.語の左の黒い矢印をクリックすると,下位に分類された語が展開されます.語のラベルをクリックすると,その語が選択されます.選択された語と類似キーワードを含む文献があれば,そのリストのテーブルが下に表示されます.

下にスクリーンキャプチャを示します.
Screen Capture

既知の問題

  • ファイルアップロードに対応していません.
  • ACM CCSの下位の語を都度SPARQLで検索しておりお待たせしています.
  • 展開したときに語が葉であるかを分かりません.展開してみて初めてそれが葉であることをわかります.
  • 語の展開をしてそれが葉であることが分かったとき,その語は木の同じ深さの最後に移動します.
  • RDFファイルに想定したプロパティがない場合には機能しません.
  • スクリーンキャプチャが縦長すぎる。。

謝辞

ACM Computing Classification System

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